それぞれの事情

今どきはハローワークに募集を出しても求職者ではなく人材斡旋業者が電話をかけて来る。
斡旋業者から紹介された人と面接して採用に至った場合、高額の仲介手数料を支払う。
で、仲介業者はその一部を求職者に就職祝いとして出す。
求職者はお祝い金が貰えた方が嬉しいから、人材斡旋業者に登録する。
斡旋業者に登録すると、ハローワークや他の斡旋業者には登録しないように囲い込む。
従ってハローワークに募集を出しても求職者からの連絡は無く、斡旋業者から電話が来る。
斡旋業者から紹介された人と面接して採用に至った場合･･･以下同文。
明日は求職者の面接の予定。
斡旋業者は採用に至らないと仲介手数料が貰えないので、「面接の進め方」なるFAXが来た。
・「わざわざご足労頂き･･･。」等の声掛けをして緊張を解いてあげましょう。
・職場を見学してもらって、スタッフ一同ウェルカムのムードを醸し出しましょう。
・「何故仲介業者を通しているの？」とか仲介手数料の話はしないで下さい。（？？？）
何これ？人材斡旋業者の都合じゃないの？
でもまあ、人は欲しいので笑顔で会ってみます。

NHKアーカイブスではカセットテープのCD化は外注で、1枚7000円程かかるそうで。
300本のカセットテープを全部CDにしたら210万円。そこまで予算をかけられないとか。
NHKが放送した番組をそこまで大事ではないと思っているとすると、後生大事に持っていた私は何だったんだ？という微妙な気持ちになるんだが、もっと記録として残したい媒体があるんでしょう。
もう一任したので、結果を待つ事にします。

世の中はそれぞれの事情、お金で動いているのね。