SSブログ

言葉で伝えるのは難しい [雑感]

昨日の記事でpauloさんに指摘されて気付きましたが、短い言葉で伝えるのは難しい。
ワイドに打ったらアングルに返ってくるから、それが拾えないならやめろと言われた。
この意味は、サーブをワイド(コートの端の方)に狙って打つと、レシーバーは確率の低いリスキーなストレートに返すよりセンター寄りに返して来る。それでは相手にチャンスを与えてしまうので、アングル(角度を付けて反対側の外側)に打って来る。
サーブの球速が速ければ速いほどレシーブの球速も速い。それに反応出来ないで拾えないならワイドにサーブを打つのは自滅するからやめて、センターに打ちなさい、というアドバイスでした。
それを1行で書いてしまうと、読者の理解を得られにくいんですね。
ブログを始めた頃は長い文章を書いてましたが、最近は出来るだけ改行しないで読みやすい文章を目指していたので、何とか1行に収めようとして誤解を招いてしまいましたね。
テニスコーチは体育会系で本気で教えてくれます。
時に厳しすぎてコーチの期待に沿えず残念な気持ちで帰宅する事もあったけど、今は時々褒めてもくれるので、楽しくレッスンを受けています。
愛の千本ノックもあったりするけど、コーチの本気の気持ちが伝わってくる。
間違ってもスクールをやめろとは言わないし、今までのコーチの中で1番好きなコーチです。


さて言葉で伝える事の難しさは、今仕事でも悩んでいる事です。
もう3年来の常連さんがいますが、最近になってよその同業者に行くと言われました。
普通、何か意に沿わない事があった時は日本人の多くは黙って来なくなります。
紹介した訳ではないのに、わざわざよそに行くと予告されたのは初めてです。
これからの予定を示した際に、メリットとリスクの両方を説明しました。
メリットがあるからやるけど、リスクはゼロではない。
例え1%のリスクでも説明するもんですよ。リスクマネージメントにも自信があるから。
そうでなければ、やるとは言わない。
逆に良いことだけ言って、万が一のリスクコントロールが出来なかったら怖い。
ところがその常連さんは、リスクの説明だけが頭に残って不安になって友人が勤めている同業者を頼って行ったんだってさ。
結局そこでも不安は拭えず、2度も予約をドタキャンして友人の立場を悪くした。
そこにはもう顔向け出来ないから困ったって私に相談するんですよ。
どこから話をして良いのやら、私の方がほとほと困ってます。

言葉で伝えるのは本当に難しい。
nice!(6)  コメント(5) 
共通テーマ:日記・雑感