いつもと違う

数日前より職場の機械室から異音が聞こえる。
いつもと違うのは明白。絶対何か起こってる。
もうかなり年季の入った機械なので、交換しないといけないかなー。困るなー。
しかし完全に止まったら仕事にならない。メーカーに連絡しよう。

電話するとオペレーターから技術に代わった。
うちの住所を聞くとパソコンでうちに納入した機械を調べているらしい音。
3台のうちどれですか？と聞くので、機械室のドアを開けて型番を見た。
すると、その異音が電話で聞こえて「あ、その音はベルトですね。」と判断。
「近くを回っている社員を17時までにそちらに向かわせます。」と。
間も無く来てくれて機械室に直行。
もう既に異音の原因を確信を持って中を開けベルトの交換。速攻修理完了。
いやー、頼もしいわ。仕事が止まらずありがたい。

ベルトは本当に皮1枚で切れる寸前。
器械が止まるだけでなく、切れた勢いでどこかに巻き込んだりするとややこしい。
モーターの回転軸がずれても嫌だ。
いつもと違う事に気付いて良かった。

予備のベルトを持っていたが、自分で機械室に入って暗い所を開けて交換するのは不安。
機械が完全に止まってしまったら、電話でやり方を説明しますとは言われたけど。
本当に困った時は、出張修理代は喜んで払うから来てー！やってー！と思う。

迅速な対応に感謝しつつ話を聞くと、このメーカーは世田谷にあるので被災したそうな。
地下2階と地下1階に水が入り、顧客からの預かり修理の機械が水浸しで大損害。
「保険がおりるまで日銭を稼がないといけないんです。」って。いや、大変だな。