悪夢を見る時

先週、事務作業に追われている時に悪夢を見た。
職場の壁に毛深い大きな蜘蛛が貼り付いている。
身の毛もよだつ程の大きな蜘蛛だったが、ずっとお見合いをするのは嫌だ。
意を決して掃除機を出して吸い込んだのは良いが大き過ぎて掃除機のホースが破裂した。
ああ、万事休す！絶望的な気分になった時に目が覚めた。
覚醒してからよく考えると、蜘蛛と言っても足が放射状に20本位あった。
そこで、夢と気付けば良かったのだが怖かったわー。

以前蜘蛛に追われる夢を見たのは、第一子が生まれて間もなく。
私が世話をしなければ死んでしまう華奢な乳飲み子を、未経験で無事に育てられるのか？
そんな不安が悪夢を見せたのだろう。

私の夢に出て来る蜘蛛は、不安の象徴なんだろうなぁ。
子供も無事に育ったし、事務作業も何とかなった。
不安って自分の中にあるんだな。

不安の解消法は、慣れない事でもとにかくやってみる事。
何も心配しないで穏やかに暮らす隠居生活なんて、私にあるんだろうか。