始めた事はいつか終わる

外出自粛を少しずつ緩めて美味しい物を食べに行きたいなーとずっと思っていた。
銀座なんて去年の10月に同級生達と行ったのが最後だから、もう1年近く行っていない。
銀座の鹿の子のあんみつ食べたいな、どこかで買えないかな？と検索してみたら何と！
鹿の子の店舗が閉店していた･･･。
1946年から銀座にあったと言うから戦後間も無くから色々な危機を乗り越えて来たのに。
改装前は1階の奥にイートインがあって、狭い店内は甘い物好きな女性達で賑わっていた。
改装後は2階にイートインが移動したが、狭い階段に順番を待つ列が絶えなかった。
どう考えても3密だったから、新型コロナの時代には生き残れなかったのかも。残念！
銀座三越の地下で鹿の子の和菓子やあんみつを売っているそうだが、もう1回あの店舗で栗増し増し抹茶アイス付きの鹿の子あんみつ食べたかったなー。


耐震を考えた食器棚を探して、かつて子供の学習机を買った家具屋に行ってみたら綺麗なビルになっていて家具屋は無くなっていた。そうかー。
職場のロッカールームに置いてある脚折れ式の座卓を買った家具屋も無くなっていた。
ロッカールームは2畳ほどの小上がりがあって、そこで昼食食べたり休憩するための座卓を買いに行った時の事を思い出した。
さまざまな大きさの座卓が並んだ売り場で品定めをしていると店員さんが寄って来た。
「何畳ほどのお部屋に置くのですか？それによって大きさを決めるとよろしいかと。」
「え？えーっと2畳なんですけど･･･・」
「2畳？ですか？？？」
2畳の部屋なんてあるのか？どんなに狭い家なんだと思っただろうな。
座卓を置くと、壁際に人が1人ずつしか座れない狭さ。（笑）
そんな窮屈な状態で職場体験に来た中学生たちとお弁当を食べるのさ！
あ、今年度は職場体験中止だとお手紙が来た。確かに感染対策が難しいがちょっぴり残念。

私もいつかお仕事を辞めて職場をたたむ時が来るのだろうけど、いつ？とかどう？とか考えられない。
でも始めた事はいつか終わるのだな。