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待つと進む [雑感]

年末から年始にかけて風邪を引いていたので、内科にかかった。
最初の内科の先生は職場から近いから行ったがパソコンばかり見ていて無愛想。
それでもたかが風邪だから、どこにかかっても同じだろうと思って我慢した。
薬疹が出たが年末という時期が悪く、どこも休みで薬疹できつい日々が続いた。
年が明けて自宅の近所のかかりつけの内科に駆け込んだ。
その先生は、きちんと私の目を見て話を聞いてくれて聴診器も使った!(笑)
問診の内容は、先生の隣に医療補助の女性がいてパソコンに入力している。
よって、先生は患者の話に集中出来る。ステロイドの静注で速攻楽になった。
痒みとの闘いに疲れていたのでありがたかった。これが本来の医療だと思った。

昨日母の病院に付き添って半日過ごした。大きな病院では、やたら待ち時間がある。
同じ科でも診療担当の先生が3人同時に診察している。それでも進まない。
暫く見ていると、テキパキ進む先生と遅々としてなかなか進まない先生がいる。
おいおい、大きい病院だから待たせる事が当然と思って貰っちゃ困るよ。
まあしかし、進まない先生は患者の話をじっくり聞く良い先生なのかも。

それにしても検査結果を家族も一緒に聞くようにという事だったが、子供じゃないのに何故?と思いながら我慢強く待っていた。
予約から1時間半経って、ようやく呼ばれた。
母の検査結果は異常無し。それならもう用は無い。さっさと帰ろうと思った。
しかし母は、あれも心配これも心配と、専門の科じゃない事まで聞く。
後ろにイライラしながら待っている患者が沢山いるのに、関係無い質問はやめろー!
あ!私が呼ばれた理由は、母の話のブレーキか?
「それはまた違う科の先生に聞きましょうね。」と母を制して無理矢理帰った。

それ以来、私も職場で予約時間を順守して、しかも常連さんの話を良く聞くという一見矛盾する事を心掛けている。
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