チームワーク：親知らずの独り言：SSブログ

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チームワーク　[雑感] [編集]

オリンピックを観戦して思う事。
チームで闘う種目を見ていると、それぞれの役割をきっちり果たす事で良い結果を生む。
大丈夫、勝てる！とお互いに励まし合ってくじけそうになる気持ちを鼓舞する。
これ、仕事でも同じようだなー。
受付嬢がいて、中で頑張るスタッフがいて、裏で支えるスタッフがいてチームワーク。

今日、認知症だろうなと思う高齢者が来た。
転倒した際に、これが壊れて･･･と。
必要書類の提示を求めると、持ってないと言う。
予約無しの割り込みなので、待ち時間の間に家に取りに戻って下さいとお願いした。
せっかく来たんだし戻るのは嫌だから、このままやってよと不満全開。
すったもんだして「分かったわよ！取りに行ってやる！」と啖呵を切られた。
暫く戻って来なかったので、もう怒って来ないんだろうね、とスタッフと話していた。
しかし戻って来た。「やっぱり無いです。」えー？そんなー。
受付嬢が「お財布の中に無いですか？」と聞くと荷物を全部差し出す。探してくれって？
食べかけのポップコーンの袋がガムテープで止めて入っている。不思議。
執念で受付嬢が必要書類を発見！「あったー！これですよ。」「え？それがそうなの？」
取り敢えず、マスクして下さいね、と言うと「ワクチン打ったから大丈夫。」
あなたは大丈夫でも他の人もここに来るからマスクして下さい！と無理やりマスク着用。
「それで、壊れた物は持って来ているんですか？」
「確か、ティッシュに包んでどこかに入れたはず。」
「ティッシュですね？」中のスタッフが探す。ティッシュではなくビニール袋中に発見！
もう終了間際の時間なので、全員が一丸となって仕事を進める。
何とか修理して会計。
「いくら出せば良いの？」とお財布の小銭をカウンターにぶちまける。
「ご飯は誰が作っているんですか？」と聞くと「私はご飯食べないの。」
え？さっきのポップコーンが命をつないでいるの？
やはり認知症が始まっていると確信。
受付嬢の義兄が民生員をやっているので、連絡して様子を見に行ってもらう事にした。
これもチームワーク？

段々高齢者の割合が増えて来て、こんな風に対応に苦労するケースが多くなった。
毎日火事も出さず、世の中が普通に動いているのが奇跡なんじゃないかと思われてきた。

本業以外のこういう事でくたびれ果てた。そんな時に同級生が桃を送ってくれた。