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昔のSDGs [雑感]

お歳暮のシーズンで色々頂き物をしているが、包装について何となく考えた。
私は伊勢丹でお歳暮やお中元を注文しているが簡易包装がデフォルトになっている。
具体的には包装紙は腹巻で、熨斗は短冊。勿論ちゃんとした包装も選べる。
包装紙や熨斗なんてどうせ捨てちゃうんだからエコで良いと思う。
しかし頂いたお歳暮を見ると、高島屋も三越もそごうもしっかりした包装だった。
つまり、完全包装&正式な熨斗、更に紐を十文字にかけている。
これは百貨店のポリシーなのか、贈ってくれた人の選択なのか?
包装紙や熨斗はそのまま資源ゴミだが、紐は段ボールをまとめる時に使おうかと。

固い結び目をほどいている時に、ふと祖父を思い出した。
明治生まれの祖父は、荷物の麻紐を丁寧に解いて大きな糸巻みたいなリールに巻いていた。
再び使う時にサッと使えるように、やる事がキチンとしていた。
昭和の時代は、飲み物は瓶詰で再利用が当たり前。リンゴも木の箱にもみ殻。
お豆腐も鍋持って買いに行ってた。
セーターは小さくなったら、ほどいてヤカンの湯気で毛糸を伸ばして編み直していた。
新聞広告の裏がメモ用紙。
今ほど便利じゃなかったかも知れないけど、地球に優しかったなぁ。

取り敢えずお歳暮の紐は再利用しようと思う。
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