私の守護神達がいなくなる

今年の2月は事務の女性と女性建築士の2人を一気に亡くして悲しかった。
事務の女性がいてくれたお陰で、苦手な計算はお任せで本業に集中出来た。
急逝した直後は、色々な意味で泣きながら電卓を叩いていた。

女性建築士も職場の内装を手掛けてくれて、私の開業への夢が実現した。
その後も追加の棚を作ってくれたり壁紙の貼り替え等、何かと面倒を見て貰った。
廃業する時は、原状復帰のお願いをするつもりだったのに、残念。

2人共私の守護神だと思っていた位頼りにしていた。

今日テナントの契約更新の連絡が来た。
開業時にテナントの契約をした不動産屋さんの担当者は、偶然にも中学の先輩だった。
4年上なので学校で会ってはいないのだが、後輩としてちゃっかり甘えさせて貰った。
中学校の近所に実家がある彼は、時々帰省して学校の近所の様子を教えてくれた。
台風で屋上の看板が倒れた時は、オーナーと私の間に入って円満解決してくれた。
最近その彼を見かけない。もう歳を理由に退職したのだろうか？
それなら黙って辞めないで、私にも何か言ってくれるはず。
どうしたのか不動産屋さんに聞いたら2月28日に他界したと言われて、耳を疑った。
あー、私の守護神がまた天国へ召されてしまった。しかも彼も2月だったのか。
女性2人を失って悲しみから少し上向きになってきたところだったのに、また喪失感。
もう私1人で何でもやらないといけないのか。