15年と26年

すっかり忘れてましたが、一昨日でブログを始めて15年になりました。
公開日記のつもりで毎日取るに足らない独り言や愚痴を書き連ね、3日坊主どころか15年！
これも皆様に頂くnice! やコメントのお陰です。
誰も何も書いて下さらなかったら飽きちゃってたかも知れません。
ランキング上位を目指している訳では無いのでお気楽にやってますが、毎日来て下さる方もいらっしゃって嬉しい限りです。

これからもタイピング出来る限りは続けるつもりですので、宜しくお願い申し上げます。

さて、今日は求職者と面接しました。
子育てしながらキャリアを繋げようとしている女性は全力で応援したいと思っている。
私も子供を保育園に預けながら仕事と家事育児をしてきた。
子供が熱を出したら職場に電話がかかって来て、謝り倒しながら早退してお迎えに行った。
これだから女は使えない等と言われながら仕事してきた。
子連れの女性は誰も雇ってくれないのだと思って開業した。
ロッカールームの畳の上に小さな布団を持ち込んで、熱を出した子供を寝かせていた。
スタッフも敢えて子育て中の同年代の女性を選んだ。
そうやって26年経って皆年季が入りました。苦楽を共にしたスタッフは家族とも言える。
で、今日の求職者は子育て真っ最中。
4月から下の子が幼稚園に入園するので（今どきは少子化で幼稚園も夜18時まで保育）、働きたいとの事。
ああ、26年前の自分の思いが重なるー。
私も長くてもあと10年位しか働けないと思っている。
今のスタッフも私と一緒に歳を重ねているので、私が終わる時は皆も一緒に終わる事で納得している。
若いお母さんは私と心中させる訳には行かないけど、子供が小さくて身動きが取りにくい間だけでもキャリアを繋げて、私が終わる時は彼女ももっと自由に思い切り働ける場所に転職するための踏み台として使って貰えれば良いと思う。
私は採用したいと思うが、お迎えの時間の関係で他の先輩スタッフより先に帰っちゃうのは、歓迎されないかも。
そこが割り切って貰えるか、今いるスタッフと相談かな。
少子化の問題の根本はここなんだよね。
人を1人採用するという事は、その後ろにいる家族まで引き受ける事だと思う。