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手紙の断捨離 [断捨離]

今日は午後からゆかそーじん。
2時間動けないので、手紙の断捨離をしてシュレッダーにかけた。
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中学時代からの手紙を久し振りに読んだが、思春期特有の不安な気持ちを色々な人達と共有したかったんだろうな。
クラスメイトや先輩だけならまだしも、誰だかすぐには分からない差出人が数人。
内容を良く読むと、NHKラジオ番組「若いこだま」の公開収録で出会った同世代の女の子と文通していたり、Queenのコンサートで出会った同世代の女の子と文通していたり。自動車学校で出会った男子からの手紙とか。
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今ならメルアドやLINEを交換するノリなんだろうけど、個人情報保護なんていう感覚は皆無だったな。日本人は皆良い人達だったんだな。
あの頃の雑誌には「ペンパル募集」なんてうコーナーもあったっけ。写真を送った途端返事が来なくなったという笑い話も良く聞いた。
他県の小学校の生徒に手紙を書きましょうなんていう授業もあった。今思うと不思議だ。

元カレのお母さんからの御礼状(元カレに誕生日プレゼントをあげたんだな)とか、中学の部活の先輩から先輩風を吹かせた偉そうなアドバイスとか、女子高生にありがちな恋のお悩みとか。時間が経過してその顛末が分かっちゃった今は複雑な気持ちになる。
元ダンの結婚前の手紙とか、それに対する自分の返事の下書きもあった。将来に対する不安を書き綴っていたが、「その結婚は破たんするからやめろー!」と自分で突っ込みながらシュレッダーにかけました。
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断捨離しないで残した手紙が数通。
国家試験に合格した時に名前が載った新聞の切り抜きと共にお祝いのメッセージが書いてある友人の手紙と、既にこの世に居ない人達の手紙。それと外国に行っちゃって連絡が取れない安否不明の友人。

若かった頃、自分でどうしたら良いのか分からない気持ちを手紙にしたため、それに対する返事を何日も待ち、それにまた手紙を書き、ポストに投函する。
書く事で自分の気持ちの整理をし、貰った手紙を何度も読み返して安堵する。
数え切れない程の手紙の往復で気持ちのバランスを保っていた。
今どきはメールには3分以内に返信しないと「トモダチ」じゃないなんて、そんなに急がなくても良いじゃないかと思う。
携帯電話の機種変更すると今までのメールは失ったりするが、それで良いような気がする。
メールで気持ちを聞いてもらい、返信を読んで気持ちが共有出来たら、そのメールの役割は果たしているのだから。

私と沢山の手紙をやり取りしてくれた友人達の手紙も断捨離したけど、友人達それぞれを思い浮かべながらありがたい気持ちになった。

ゆかそーじんも床を綺麗にしてくれてありがとう。
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