SSブログ

標準 [雑感]

「どこの御家庭にもあるXX・・・。」と言うが、我が家には無い!という物がある。
どこの御家庭にもあるという標準は誰がどんな基準で決めるのだろうか。
うちの次女とまほさん家の御長女は知っての通り親友。その他に仲良し2人の女子を含めて4レンジャーと呼んでいる。
その4レンジャーが集結した時に、家に豆板醤があるかどうかという話になった。
結果は、2対2で所有率50%だった。
うちとまほさん家には無くて他の2人の家にはあったので、娘達は「働いている母親は豆板醤を使った凝った料理は時間が無くて出来ないのでは?」と結論付けた。
母集団が4件じゃ何とも言えないが、少なくても働く主婦の我が家にもかつて豆板醤はあった。
しかし歳と共に辛いのが苦手になったので、豆板醤は台所からフェードアウトした。
また買っても良いが、多分使い切れないうちに成分が分離するか乾いてしまう。

今日の夕食後、「何か甘い物が食べたい!」と娘達。
ケーキ屋さんも閉まっちゃったし、何も買ってないよ。
そうだ、どこの御家庭にもある生クリームとどこの御家庭にもあるデコポンの缶詰!
DSC_0044.JPG
どこの御家庭にもある小麦粉と卵と牛乳でクレープ生地を焼いた。
DSC_0043.JPG
どこの御家庭にもある物で美味しいデザート。デコポンの缶詰は珍しいかな?
缶詰になると「みかんの缶詰」になっちゃうので生のデコポンの方が美味しい。


バスに乗ってたら次のバス停で杖を突いたお爺さんが乗るのが見えた。
「ここへどうぞ。」なんて恩着せがましく席を譲るのも嫌なので、無言で立った。
すると私の前に座っていたオバサンが席を立って「ここへどうぞ。」
お爺さん「あ、こりゃ御親切にありがとうございます。」と着席。
そのオバサンは私が座っていた席に座った。
私はオバサンに席を譲ったつもりはないのだが、誰にという指定した訳でもない。
まあ良い。私より若そうなオバサンでも足が痛いかも知れない。
席を譲られたお爺さん、後ろを振り返ってオバサンに話しかける。
「足が悪くてね、そもそも膝を痛めたら腰も痛めて病院に行ったら・・・」と聞いてもいないのに病歴を延々と話し出した。
あー、席を譲ったら終点までこの話を聞かないといけないのか。
無言で立って良かったーと思った。良く乗る路線バスなので、また同じシチュエーションがあるかも知れない。これからも無言で席を立とう。
母もそうだ。見ず知らずの人に痛い場所の自慢をする。それが高齢者の標準なんだろうか?
nice!(9)  コメント(4)